元祖ウェーブローターが再登場!!

新ブランド取扱い開始のお知らせです!!

正確には「新」というよりは再開になるのですが、
BRAKINGのディスクローターを再び取り扱うことになりました。
元祖ウェーブローターで、どちらかとモーターバイクの世界の方での知名度の方が高いと思います。

イタリア発祥のブレーキメーカーでこの道30年。
信用が必要なブレーキというジャンルで長く続いているブランドとなります。
また、2004年にはハミガキ、歯ブラシなどでも有名なサンスターグループの一員となりました。

ブレーキング社について(創業30年)

1990年 ブレーキング社が創業
1998年 ブレーキングの代名詞と言えるウェーブディスクを販売開始。
当時はバイクトライアルからスタート。
2000年 アフターマーケット用販売開始
2004年 SUNSTARグループの一員となりワールドワイドな販売網と新しいプロダクツの開発が進む。
2005年 KAWASAKIがストリートの標準オプションとして採用
2010年 MTBダウンヒル用ウェーブディスクとパッドを発表。
2022年 世界タイトルを140勝達成。「Epta stage 0」「LightWave」を発表。

0年間、止まることを考え続け 30年間、前に進み続けている
イタリアのディスクブレーキブランドです。


歴史が信頼に

ウェーブローターにも20年以上の歴史があり、さらに90年の歴史を持つサンスターグループの一員に加わることで、
ディスクブレーキという重要保安部品というものにこれ以上の安心感はないのでは?と思います。

純正ローター以外で、良いローターを探そうとすると、デザインはいろいろあれどいいのか悪いのか分からない。
ウェーブ形状、肉抜き形状などを含めたデザイン、それに意味があるのかないのか。
それを説明しているブランドは多くはないでしょう。

いくつか、BRAKING社のディスクローターのテクノロジーを取り上げてみます。


元祖ウェーブローター、ウェーブ形状のメリットは?

ウェーブ形状のローターはなぜ良いのか?
キャリパー内のゴミを掻き出すとかは聞いたことがあるけど、その他は?

確認してみたところ、「ゆがみの少なさ」というメリットがあるよう。
モーターレースの世界では、ディスクの温度がなんと650℃ほどにまであがるそう。
当然金属は熱が入ると、膨張を始めます。
その際、円形だと、膨張の逃げ場がなく、横に歪み始めるため、ローターが横方向に波打っていってしまうそう。
ウェーブ形状により、膨張力をいろいろな方向にずらしながら、また、表面積が増える分放熱性も高まるため、歪みがでにくい構造になっているようです。

レーザー加工のメリット

また、BRAKINGのローターは精度高く、切り出しが可能に。
プレスの打ち抜き加工に比べて何がよいのか?

プレスだと、断面にザラつきが出て、片側のエッジはどうしても丸みを帯びてしまいます。
これが、パッドの片減りや制動力の左右の差につながってしまうのです。
BRAKINGのローターを見てみると、側面にムラがなく両面ともに鋭利なエッジが立っています。
このエッジが左右対称にパッドの表面をきれいに保ち、片減りを起こさず確実な制動力を維持します。

いかがでしたでしょうか。
この他にもモーターバイク界で培われた新たなテクノロジー EPTABATFLYという技術が盛り込まれています。このあたりの掘り下げはまた今度。


命を預けるブレーキローターだからこそいいものを!!

バイクの性能もあがり昔に比べて、一般ライダーでも60km/hを超えるようなスピードも普通に出せてしまう時代に。

アフターマーケット用のローターをアップグレードしようとした時、それが本当に命を預けて良いものなのか?
その形に理由はあるのか?
スペックだけでは見えてこないストーリがあるかないかのチェックもお忘れなく!!

BRAKINGはSUNSTARを含む歴史、ブランド、そして命がけギリギリでタイムを削る、モーターレースの現場で高い評価を得続けているということも、その証明の一つになることでしょう。

以前は、MTB用としてでしたが、時代に合わせてロード、グラベル、e-bikeに対応したローターをリリースしております。
ぜひ、チェックしてみてください!!