エロイカというイベントをご存知ですか?

Eroicaというイベント
クラシック(ビンテージ)バイクと、ウールジャージで、イタリアの未舗装路を走る
エロイカと呼ばれるイベントは1997年にシエナの小さな村、ガイオーレ イン キャンティで生まれました。
そこから毎年、世界各地でバイク愛好家たちによって開催されるイベントに。
イベント開催により、イタリアのぶどう畑を抜ける200kmの白い砂のグラベル、ストラーデ・ビアンケをサイクリストの恒常的なルートとして維持することで未舗装路を保護し続けることにもつながっています。

過去のEroica参戦記
ダイアテックスタッフも日本はもちろん、過去に世界各地のEroicaに参戦。
参戦記もありますのでぜひ世界観に触れてみてください!

ビンテージバイクというと敷居が高そうですが、特に海外では「おじいちゃんの乗ってたバイク」がガレージにあったり、
若い人がそれを引っ張り出して参加しているなど、気軽な雰囲気です。

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ビンテージバイクxグラベル
Eroicaといえばビンテージバイク。
1987年以前のモデルで、ダウンチューブのダブルレバー変速、クリップペダルのみ、ブレーキワイヤーはハンドル上部を通っているとかいろいろレギュレーションがある。

これぞ元祖グラベルといった感じ。
コースは素晴らしく、最高の景色なのですが、距離と獲得標高は現代のサイクルイベントとあまり変わらず。
ビンテージバイクのギア比だと、登り始めですでにギアを使い切っていることに気付いてびっくり、細いタイヤでグラベルのダウンヒルと効きにくいブレーキで、結構がんばらないといけない。
でも、
現代のバイク進化のありがたみが分かる。

スペイン版では、丘陵地帯の各山の上に村があり、山を下っては登り返すの繰り返し。
どこかの山のピークにチェックポイントがあるはずなのですが、なかなかたどり着かずハードでした。

時代に併せて変化している
ビンテージバイクでグラベルを走ることは本当に楽しく、非日常で刺激的なのですが、
辛すぎて、現代のグラベルバイクで走りたいな…でも、そんな事言ったらダメなのだろうなと思うことも多々。

と、思っていたら近年ではEroica Novaと呼ばれる、ビンテージのスタイルを尊重しつつ
バイクのレギュレーションを近代のグラベルバイクまでカバーするイベントも開かれているよう。
守るものは守り、変えるものは変えていく姿勢が素晴らしいと思います。

ABUS x Eroicaの限定ヘルメットが登場
Eroicaといえば、ビンデージバイクに、ウールジャージで、カスクというクラシックなスタイルが定番でしたが、
Eroica Novaの誕生により、クラシックなスタイルを尊重しながらも現代の機能を取り入れる流れも生まれてきています。
NOVAコレクションと呼ばれる、このエロイカ公式グッズにABUSのGamechangerに加えてAirbreaker、Stormchaserが加わりました。

少量の限定ヘルメット
国内には非常に限られた数量となっておりますので、気になる方はお早めにお願いします。

Airbreaker

Stormchaser

Gamechanger

ABUSヘルメットのこれらのモデルは、Eroica発祥の地であるイタリアで製造されます。
品質の高いヘルメットの製造現場はこちらから