こんな使い方も

時間変えたり、デカール替えたり
暑さを避けて、土曜日夕方スタートで夜にかけてナイトライドをしてご飯を食べて帰って日曜の早朝ライドの負荷をスキップして週末乗った実績を作りたい。
そんな不純な動機で会社の同僚と16時待ち合わせ。いつもと違う時間スタートでモチベーションのやりどころをシフトしてみる。

と、その前に自転車の雰囲気を変えて気分も変えていこうと思いたち、デカールをゲット。
MOOTSの26インチのMTBフレームをグラベルバイクにしていて白抜きのロゴも好きだけど、ちょっと今風に変えたい。

自転車のデカールを貼り替えるのも初めてなので、早速頼りになるGoogle先生に聞いてみる。
どうもセンターが重要そう。

マスキングテープで元の位置をマーク。


この前走った山道のおかげで泥まみれの自転車を水洗いしようかと思ったけど、夕方の天気悪そうなのと水がついていたらデカールの貼りが弱まりそうなのでWaterless Washで水なしクリーニング。

きれいになったら、デカールを剥がす。
リムとかについている固めデカールではなく10年以上経っているけど伸縮性も残っていて比較的きれいにはがせるあたりさすがMOOTSと思いながらはいでいくけどやっぱり端っこの糊はしっかり残る。剥がした後もMOOTSのロゴにそってラインができているので、長年の積み重ねで日焼けもできているのかなと諦める。

しつこいベタベタにこれ1本
デカールを剥がしたことのある方なら分かると思うけど、このベタベタがしつこい。

そこで、Muc-off GLUE REMOVERが登場。本来は、リムテープの糊や、シーラントカスをリムから除去するためのスプレー。
糊によく効くので、デカールの貼り替えには絶対に有効だと思い試してみる。

Google先生の検索では、パーツクリーナーで剥がしている人が多い。
そのままチタンのフレームなので、パーツクリーナーでも問題ないと思うが、塗装面への攻撃性も高いため、
カーボンフレームだったり塗装されたフレームを想定して GLUE REMOVERを使用。

揮発性を抑えて残るのがポイント
糊やステッカーが残っているところに吹きかけて暫し待つ。
このスプレーは、すぐに揮発せずに残るのがポイント。


パーツクリーナーでも同様の効果は得られるけどすぐに揮発するので、吹いては拭くの繰り返しに。
糊がぶよぶよになったところに追いスプレーで、拭き取るときれいにはがせる。
こんな感じで、糊がきれいに落とせる。

きれいになったら、接着面は完全に脱脂したいので、DISC BRAKE CLEANERを使用。
アルコールベースで、油分を完全に除去してくれる。


ここで、残っていたと思った日焼け後?と思っていたものはきれいに消え去る。

デカール貼り替えは、センター命
ここで新しいデカールを貼っていくのだけど、ちょっと位置を気にしすぎてマスキングテープを貼りすぎていた事に気づく。
そもそも、MOOTSのデカールはセンターラインが書いてあり、センターだけ合わせたらきれいに貼れる仕様だということに気づいた。
この線はそのためにあるということと、普段慣れないけどこんななるほどにやさしさを感じる。

早速センターを合わせて貼ってみる。
空気が入らないように注意。このあたりは、iPhoneのスクリーン用シートのほこりを気にする事に比べたら全く気を使わなくていい。
いい感じ。
チェーンステーも位置を見ながら合わせる。
2枚めのチェーンステーのロゴを台紙から剥がす時にちょっとMOOTSのロゴがずれて焦ったけど、ピンセットで位置を直して貼り付け。

こんな感じで貼り替え完了。
ジャジャーン

そして、こんな使い方も
ついでにハサミについたいろんな糊もGLUE REMOVERで除去。
これハサミの切れ味が悪くなったと思っている人はぜひ試して頂きたいです。

BEFORE

AFTER


シャキシャキとハサミがスムースに。

デカールが変わると走りも変わる?
気分一新、いざ16時を目指して出発。

会社に集合して、北部の山を目指す。
デカールが違うだけで、新しい自転車に乗った気分でいつもよりペダルが軽い….気がする。
峠で、上から写真を撮る余裕も生まれる。

夕方スタートの夜帰りのライド。
こんな時間のスタートはなかなかないけれど、少し雨にも打たれたけど、ヒグラシの鳴き声の聞こえる中、峠をひたすら上り、グラベルを走って山を下って晩ごはん。


最高に幸せなライドだった。

残暑も続く、この季節。
午前中に自転車のデカールを変えて、こんな夕方ライドもいかがでしょうか?