能あるサイクリストは携帯工具を隠す?

「鍵やスペアチューブを入れて準備万端で出かけたつもりが玄関に置いてきてしまった…。」
「補給食を入れたら工具を入れる隙間が無い!」

皆さんはそういった経験はありませんか?
サイクリング中、少し調整をしたいときにマルチツールが無いととてもストレスですよね…。
今回はそういった問題を解決できる、マルチツールに革命を起こす、スマートなアイテムをご紹介します!

INSERT KITはその名の通り、ハンドルバーの中に忍ばすことができるマルチツールです。
そして今回、昨年デビューしたINSERT KITにSサイズとMサイズがラインナップに加わりました!

■必要最小限でスマートに

モデルSMALLMEDIAMLARGE
サイズ
(ハンドル幅)
80mm102mm129mm
ツール内容六角ビット:4/5/10mm六角ビット:3/4/5/6/10mm六角ビット:2/3/4/5/6/8/10mm
トルクス:T25トルクス:T10/T25トルクス:T10/T25/T30
プラスドライバー:#2プラスドライバー:#2プラスドライバー:#2

よく使用する必要な工具をしっかりと抑えています。
また、Sサイズは 6mmビットが入っていないため、
トルクスの代わりに6mmのビットをホームセンターで別途購入して付け替えれば、スルーアクスルの取り外しも可能です。

ご自身の使用頻度によってお好みでカスタマイズしても面白いですね!

■ビットの交換方法

ストッパーのOリングを上にスライドさせ、

使うビットをスライド

少し爪を立てて手前に持ち上げれば、簡単に取り外すことが可能です!

※ビットをスライドさせずに持ち上げると取り出しづらいのでご注意を!

■ハンドルを選ばない大きさ

L/Mサイズ付属のビットの数が多くなる分本体が長くなり、コンパクトなドロップハンドルには対応していませんでしたが、
Sサイズは、ハンドル内部の長さで85mm~100mm程度のため、ロードバイクのハンドルにもしっかりと収めることができます!

また、フラットハンドルは22.2mmとドロップハンドルでは23.8mmとハンドルの径が異なり、内径も素材や形状によって異なります。

それぞれのハンドルサイズにフィットするように、3種類のストッパーが付属しています。

赤:17.9~19.1mm (フラットハンドル用)
青:18.5~20mm (フラット~ドロップハンドル用)
緑:19.1~20.9mm (ドロップハンドル用)

Oリングが2つあるおかげで、ハンドル内部で暴れずにスマートに取り付けができます。
ドロップハンドルに装着する際は、巻き込み分を残した上でOリングのサイズを調整するのがコツです!

 ■力が入りやすい!

マルチツールといえば、首が安定せずスムーズにネジを回しづらいことが少し難点でした。
TOOL INSERT KITは首しっかりしているので、作業のスピードが格段と速くなります!


手を離してもツールが真っ直ぐに伸びているため、ネジの早回しがしやすい

また、90°でしっかりとホールドしてくれるので力がとても入りやすく、ネジ山つぶれの防止にもなります!

マルチツールの革命、「TOOL INSERT KIT」
忘れ物が多いサイクリストにとても重宝するアイテムです!
さっとバーエンドに忍ばせて、スマートにツールを取り出してみてはいかがでしょうか?