ノリノリでベタベタをピカピカに

チューブレスタイヤを交換しようとすると必ずついてまわるのがこびりついた糊…そしてベタベタシーラント。

ディグリーザーやパーツクリーナーで頑張って落とそうとしても、なかなか落ちてくれません。
かといって、糊がついたまま新しいチューブレステープを貼ってしまうと、そこから空気やシーラントが漏れる原因に。

今回は、週末に行ったタイヤ交換で大活躍したアイテムをご紹介します!

Glue & Sealant Remover(糊&シーラントの除去スプレー)

STEP1.リムテープを剥がしてきれいにする面をさらけ出す
まずは、使い古したタイヤを外し、チューブレステープをはがします。
この類の糊はなかなかはがれませんよね?リムサイドのフックには、シーラントがこびりついています。
しっかり仕事をしてくれていた証拠です。

STEP2.糊を落としたいところにスプレー&待つ!!(5-10分)
そして、Glue & Sealant Removerをスプレーして、馴染ませるために少し放置。
ここで重要なのは、「待つ(5-10分)」こと。
いきなりゴシゴシしたくなりますが、待つことで、糊が剥がれやすくブヨブヨになってきます。
※揮発性が高いので火気厳禁!!

STEP3.落としていく&必要に応じて追いスプレー
段々とテープの糊がふやけてくるので、これをウェスで落としていきます。
紙ペーパーよりは、布の方が作業がしやすいです。

糊が硬いところや、ブヨブヨが塊になってるところには、追いスプレーをすると布の滑りもよくなりどんどん落ちていきます。
ウェスで拭き上げると…このようにピカピカに!!

今まで苦戦していたあのベタベタが嘘のようにきれいに落ちてくれました!
糊を落とすだけの商品ですが、このシンプルな商品が、普段のストレスを解消してくれます!

作業のコツは時間差
Glue & Sealant Removerを拭いてなじませている間に片方のホイールを外しておいたり、
フレームを洗車したりなどしておけば、より効率よく作業ができます!

いろいろ使える
また、チューブレステープだけではなく、
・バーテープを剥がしたあとのベタベタ
・シーラント注入ホースの詰まり
・デカールを剥がしたあとの硬い糊
・テーブルやホワイトボードにこびりついた黒いテープのベタベタ

自転車だけでなく身近な糊にもしっかり効きます。

・シーラント注入用のホース
【before】
シーラントが詰まってます


【after】
スプレーした瞬間からシーラントが崩れ落ちていき、あっという間にキレイになりました!

・ボトルに残ったシール

【before】
こういうボトルについている紙テープ。
イライラしてベリっと最初に失敗して、こんな感じで諦めているもの身近にありませんか?

【after】
どこにシールがあったか分からないくらいピッカピカになりました‼︎

チューブレス時代の今、作業効率を上げるために、工具セットの中に一つ忍ばせておきたいアイテムです!
ありとあらゆる粘着質を落としてノリノリにクリーニングしちゃいましょう‼︎