【メーカー公式】チェーンルブの選び方

【メーカー公式】
Muc-offがおすすめするチェーンオイル(ルブ)の選び方

梅雨の季節 雨の日のルブの選び方は?
いろいろな種類があるチェーンルブ、あなたの使い方に合ったモデルの選び方をご紹介。

Muc-Off(マックオフ)ルブ一覧

世界最速のルブの登場でMuc-offのルブのラインナップが6種類になりました。
いろいろとあるルブですがどのように選んだらよいのか悩んでしまいます。
そもそもチェーンルブの種類はどんなものがあるのか?


1. 容器、施工方法の違い

■リキッドタイプ

オイルをちょんちょんと挿していくタイプ。
時間はかかるけど、じっくり丁寧に注油作業ができる。
Muc-offは一部を除き、このタイプになります。

スプレータイプ

オイルをエアゾールで噴射するタイプ。
圧をかけられるので、コマの奥まで届くことが期待できる反面、
余分に出過ぎたり、思いがけないところに飛ぶリスク。
最近ではディスクブレーキも増えているため注意が必要。


2. 性質の違い(ドライorウェット)

リキッドタイプのルブでさらに、その中に、
ドライタイプ、ウェットタイプ、オールコンディションタイプが存在します。

■ドライコンディション

その名の通り、乾燥したコンディション。晴れた日の舗装路など向け。
チェーンルブをさしても乾いてオイルのギトギト感が少ないものに。

メリット:抵抗が少なくスムースなペダリングを感じやすい。汚れが付着しにくい。
デメリット:耐久性にかけるため、雨や泥などのコンディションではすぐに流れてしまう

■ウェットコンディション

見た目にもオイルがチェーンについていると分かるベタベタした感じにの見た目。

メリット:雨や泥の環境でもしっかり潤滑性能を発揮。長持ちする。梅雨時期にもおすすめです。
デメリット:耐久性に優れる反面、汚れを呼びやすく、触ると真っ黒になる

■オールウェザーコンディション

ウェットとドライのいいところを併せたもの。
ウェットほどべたべたせず耐久性、そしてドライのような潤滑性能の両方を備えます。
Muc-offでは、主に高性能なレース向けのルブがこのオールウェザーコンディション用になっています。

耐久性x軽さ
ウェットで両方カバーできるのでは?と思いMuc-Offに確認すると、
ウェットルブは抵抗面でドライに比べて落ちるため、
このオールウェザータイプが耐久性と、軽さを抑えておりまさにレース用のルブに。


3. 選び方(ポイントいろいろ)
大きくはまず、ドライかウェットを選んで、そこから細かく違いを見ていけば、使い方に併せて正しいルブが見つかると思います。

■チェーンルブ比較表

チェーンルブ比較表 一覧

この比較表を詳しく見ていきましょう。

■スピード指数(抵抗の低さ)

ハイエンドなモデルに近づくほど、抵抗を減らすためのあらゆる配合をしたフォーミュラで抵抗を減らしていきます。先日発表されたLUDICROUS AFは世界最速の根拠を示しています。
マックオフでは、プラチナ、ゴールド、シルバー、ブロンズの4段階。

■コーティングレベル、再塗布目安

この耐久性も重要なポイント。
高いルブほど、このコーティングの強さもあがってくるため、1回の注油で長く使えるというポイントになります。
ルブの施工状況によって、耐久性は大きく変わります。そのあたりの詳しいところは改めて…。

■生分解性

流しても、自然に分解され、環境に負荷を与えない。
環境に優しい乗り物だからこそ大切にしたい視点です。

このマークが目印

■UV機能

ブラックライトに反応して光る成分が配合されているか。
なくても良いのですが、丁寧にやりたい時は役に立ちます。

■製品価格

こちらも判断に重要な点と思います。
ハイエンドなLudicrous AFになると、50mlで10,000円超え!!
高い!!ですが、次に見るポイントは 走行距離あたりの価格。
■100kmあたりの金額
下記の比較表で見比べてみてください!
実はハイエンドなルブに近づくほど、耐久性もあがるため、走行距離が伸びていきます。
そうするとハイエンドなルブも意外にそこまでの価格差がなく、しかも最高のパフォーマンスが得られるとなると気になってきませんか?


こんな人にはこんなルブ
とにかく軽くて、良く持つ一番いいやつがほしい。

・Ludicrous AF
性能プラス、耐久性の高さは摩耗具合の低さにもつながりドライブトレインパーツの寿命にもつながります。
変速のスムース(静か)さはピカイチ。
レースでタイムを追求する方、ヒルクライムで少しでも軽くしたい方、
 ブルベ、グラベル混じりのグランフォンドなど長距離イベントへ参加する方、
 いい機材で重量面、抵抗面での軽さを追求する方はこれ一択で間違いありません。


Ludicrousがいいのは分かったけど、高すぎる!!

・HYDRODYNAMIC Lube
こちらもLudicrous Lube登場までは第一戦で活躍していたルブ。
価格はLudicrousの半分以下。
同じオールウェザー系ですが、少しウェットで汚れもつきやすい。
Ludicrousほどではないですが、ドライブトレイン周りがワングレードアップしたような体感ができます。
 コストとパフォーマンスのバランスをとりたい方はこちら


気軽に性能を体感したい

・C3 CERAMIC LUBE DRY
こちらでも十分軽さは体感できます。
耐久性面で少し物足りなさを感じるかもしれません。
晴れた日メインの週末ライド、一度に乗る距離は短くて、頻繁に洗車をする方、
 ハイエンドなものを頻度高く使用するのがもったいないという方は、このルブをマメにという使い方がおすすめ。


ヘビーなコンディションでのライド、とにかく耐久性がほしい

・Ludicrous AF
・HYDRODYNAMIC Lube
・C3 CERAMIC LUBE WET

雨、泥、砂、ヘビーなコンディションでライドが求められるならこの3択になります。
Ludicrous AFをトップに耐久性が高まり、また抵抗も減らせます。
道なき道、コンディションを選ばず突き進む方向け


Muc-off チェーンルブラインナップ

製品名
LUDICRIOUS
AF
HYDRO
DYNAMIC LUBE
C3 DRY CERAMIC LUBE
価格  ¥11,000(税込)50ml  ¥4,070(税込)50ml ¥1,980(税込)50ml
特徴 高いパフォーマンスを発揮したいレーサー向けのルブ。オールウェザーコンディションルブで、抵抗を極限まで減らして、世界最速のルブに。 チームスカイとの共同開発により生まれたルブ。オールウェザーコンディションのルブ。Ludicrous AFに比べるとWETルブに近い粘度。グランツールで数々の勝利を残してきた。 セラミック粒子を配合した ドライコンディション用ルブ。汚れにくく、抵抗も低いため、スポーツサイクリストに一番人気のルブ。
120mlもラインナップ
スペシャルコンテンツ

製品名
C3 WET CERAMIC LUBE
DRY LUBE
WET LUBE
価格  ¥1,980(税込)50ml ¥1,540(税込)50ml ¥1,540(税込)50ml
特徴 セラミック粒子を配合した ウェットコンディション用ルブ。雨の日でなくとも、MTBやグラベルライドなどで水たまりも突破するようなライドに。
120mlもラインナップ
スタンダードな ドライコンディション用ルブ。
120ml/1Lもラインナップ
スタンダードな ウェットコンディション用ルブ。
120ml/1Lもラインナップ

 


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