気になる中身 LEZYNEハンドポンプのメンテ

、フロアポンプのメンテナンスをご紹介させて頂きましたが、今回はハンドポンプを。
とは、言っても半分フロアポンプとしても使えるMICROFLOOR DRIVE HVを。

LEZYNEのモデル名についている、HVはハイボリュームの略。
ハイプレッシャーモデルはHP。
高圧を必要としないチューブレスタイヤなどには、HVモデルを使用するのがおすすめです。このあたり掘り下げての内容はこちら


と、話が脱線しましたが、なぜこれを選んだか。

ジャリジャリポンプのメンテを
久しぶりに、私物のこのポンプをマウントから外してみると何か砂っぽい。
そして、ポンプしてみるとジャリジャリ感がすごい。
シリンダー内が絶対に傷ついているような音がする。シャフトにも傷が。
これはエライことです。


シートチューブ周りのアクセサリーは汚れる
そう言えば、グランフォンド妙高で、シートチューブにつけて走っていて、こんな感じになっていました。
バイクにつけたまま洗車していたけど、ポンプのことは完全に忘れてました。
洗車時は面倒がらずに、付属品も外して一緒に洗う事が大切。


ポンプのメンテは、ここを開けるだけでほぼOK
ではいきます。
このカバーが樹脂のモデルは結構手でぐいっと回せば外せます。
上位グレードのメタルのものや、固い場合はカニ目レンチを使って外しましょう。
ここが開けられればほぼ日々のメンテは問題ありません。


今回使用したのはディグリーザーで。
乾かす時間があれば、水洗いを一度したほうがきれいになると思いますが、
クイックにしたかったのでディグリーザーで対応。


シリンダー内、ピストン周りの砂混じりの古いグリスを溶かします。


ハンドポンプのブラシには、歯ブラシがおすすめです。


歯ブラシ有能です。


きれいになりました。


仕上げに、防錆スプレーをシリンダー内に。


新しいグリスをピストンに


ポンピングもジャリジャリ感がなくスムースに。
乾ききる前の防錆スプレーがホースの先から出てくるので、空打ちしてでなくなるまでしていきます。
※エアゲージ付きのモデルは、こうしたケミカルの残りや水滴が、
 エアゲージを痛めることがあるので、しっかり乾かして丁寧に作業を行う必要があります。


これだけで写真を撮りながらで5分程度。
簡単なので、動きが悪くなっていたらぜひトライしてみてください!!

いいものを長く使っていける楽しみ。
LEZYNEのアルミボディーは使い込んでいくと傷も含めて愛着も増してきます。
でも、私のように、シリンダーの内側まで傷が入る前に早めのメンテを!!