あこがれのバイクキャンプにチャレンジ!

GW後半戦、今までしたかったバイクキャンプにトライ。 これまでも、自転車でキャンプに行きたいと思い、自転車を組み、バーナーを買い、寝具を買いイメージとワクワクを膨らませながら出発する最後の後押しだけほしいと思っていたら knogのpwr関連のアクセサリーや、restrapもリリースされたので、こちらもちょこちょこと買い集め、いよいよ製品のテストという名の背中の後押しが!!

無茶しない(ちゃんと帰ってこられる)冒険

初めてなのであまり無茶はせず帰ってこれる距離にしておきたいけど、冒険感も出したい…google mapで目的地をザッピング。
どうせ行くなら舗装路より、ダートがいいと悩みながら会社の仲間を誘いだし、とりあえず北の方の道の駅を目指して、そこでどこか泊まるところを決めようとと午後からのゆるいスタート。
私はRESTRAPのバーバッグと小さめのサドルパックで荷物は自転車に。

いつもならきつい峠道も、いつもなら目的地になる道の駅も、道中になると簡単に乗り越えていける。
しばし休憩。
道の駅とスーパーで買い出しをして、近くの酒造で日本酒をゲット。

高まる冒険感


なかなか激しい登り
SPDの私を置いてフラペの相方はぐいぐい登っていく。 なんとか登りきり、峠で、まずは記念撮影。

そして寝床を確保。軽量コンパクトを目指して、ハンモックとビビィを選択したものの、峠は思ったより風が強く、まだ冷たい。

昼はあんなに暑かったのに段々と冷えてくる。 暑いからと薄着で来ていて、これはまずい…
日が暮れてくる。

PWRのLEDランタンを点灯。
普通のランタンも点灯しようとしたがすぐに穴をあけてダメにしてしまう。 キャンプビギナーには、LEDタイプが失敗がなく良いのかもしれない。

私はビールを、相方は日本酒で乾杯。
猪肉をつまみに、カップラーメン…
お腹は満たされるけど、やはりこの食事は盛り上がりに欠ける。
次回は食事とゴミの運搬にもう少し工夫をして再チャレンジしたい。

さらに、日が落ち、真っ暗に。
PWRヘッドトーチで夜道を散歩。

ちょっと山に入るだけで、こんなにすごい夜景が見れる。
そして、人力で上がって来たのだということに達成感と感動が。

明かりが何もないので、PWRランタンを木に吊るし21時就寝。

身近に味わえる非日常

1時頃寒くて目が覚める。
寝袋の中でホッカイロの位置を変えたりして寝ようとトライするがなかなか寝付けず。
さらに鳥なのか獣なのか分からない鳴き声とかいろいろ不安を煽られる。

夜中に相方が「あーーっ!!」と叫ぶので、獣に襲われたかと思い、
「大丈夫!?」と尋ねてみると、「流れ星久しぶりに見ました!」とうれしそうな声が返ってくる。

PWRランタンの光が安心感を与えてくれる。

新たな冒険に出発

朝の5時前には目が覚めて、日の出を待って寝床から出てみる。
夜景がきれいだったところに行ってみると、雲が下にあり、朝らしく気持ちのよい景色だ。

いよいよ下山。
どうせ帰るなら、もっとダブルトラックを走り、シングルトラックで尾根づたいに帰ろうと地図を見ながら探検をすることに。

最高に気持ちの良いダートのダブルトラックを抜けると、峠に差し掛かりここからシングルトラックが始まり極上のトレイルライド…のはずが、
昨年の台風の影響かひたすら倒木を超えて、途中からはアスレチックのように木を超えてはくぐり抜けの繰り返し。 なかなかハード…

食料も尽き水も残り僅かになってきて、へとへとに。
倒木を何本も越え、なんとか車の音が聞こえるところまで降りて来られた。

が、最後の最後に、とんでもない倒木に道を塞がれ右は川、左は崖という状況。
なんとか崖をよじ登り、ようやく舗装路に出てホッとする。

きつさも思い出フィルタで楽しさに

早速自販機でジュースを買って無事にたどり着けた事に乾杯。

乾杯を済ませたら、北と南にそれぞれに分かれて帰る。
帰りに、どうしても肉が食べたくなり目当てのステーキ丼を目指して自転車を漕ぎ進む。

ステーキ丼を食べて、つくづく文明ってすばらしいと思いながら、この旅を振り返る。
冒険に相応しいなかなかハードなルートだったが、振り替えるとやっぱり楽しい。

はじめてのバイクキャンプで感じたこと。

・コースと、冒険感は満足。
・寝る事に対してはもう少し装備を揃える。
・食事は不満。食事がキャンプの楽しみの割合が高いので、どうにか楽しむ方法をリサーチ。
・昼暑くて夜寒くないための装備に工夫が必要。

KNOG担当:松野