HOW TO CHOICE

自転車をとられないための鍵の選び方

残念ながら、無くならない自転車の盗難。
そこで必要になってくる自転車用のカギ。

いろいろな種類があるけどどんな風に選んだらいい?

ここでは、あなたにあったカギの選び方を3ステップで解説します。
ぜひ大切な愛車を守るサイクルロック購入の参考にしてください。

フォールディングロック

Uロック

チェーンロック

アーマードロック

ケーブルロック

ワイヤーロック

安全性と重量は比例

カギ選びの大きな悩みどころが「強いロックほど重い」ということ。

それぞれの形状には、強さだけでなく、
カギのかけやすさ、持ち運びのしやすさなど
それぞれのメリット・デメリットがあります。

それぞれチェックしてみましょう

それぞれのロック特徴

フォールディングロック(BORDO)

スチール製のプレートを連結して作られるタイプのフォールディングロック。
Uロックのような耐久性と、携帯性を考えてコンパクトにするために開発された形状です。
Uロックと比較して約2倍の長さを確保。ブレードを重ねて折りたたむことができ、専用ケースに入れて携帯することができます。セキュリティレベルも高く、携帯性も優れるおすすめのロックです。

メリット:耐久性と、持ち運びのバランスがよい
デメリット:プレートのためカギをかける際、向きによっては引っかかったりする

セキュリティ ★★★★★ LEVEL7-15
携帯性 ★★★★★
ロック範囲 ★★★★
カギのかけやすさ ★★★
BORDOお役立ちコンテンツ

U-ロック

ハイセキュリティロックの代名詞的な形状。
高強度スチールをU字形状に曲げたシンプルな形状で破壊行為にも非常に強い。
海外の街中での駐輪では最もポピュラーな存在です。

メリット
耐切断性能が高い。

デメリット
ロック長が短く、ロックできる場所が限られるため、ロック場所を見つけたり、かぎのかけかたに工夫が必要。

 

セキュリティ ★★★★★ LEVEL8-15
携帯性 ★★★
ロック範囲 ★★
カギのかけやすさ ★★

チェーンロック

日本では人気No.1の定番モデル。
高強度チェーンで作られたロックで、カラフルな切断防止も兼ねた保護カバーが特徴。
目的に合わせて幅広いセキュリティレベルから選択できます。
マウントが付属しないため、カバンに入れたり、シートポストに巻きつけたりと、持ち運びに工夫が必要。
ただし、チェーンは収納時にはコンパクトにできるので、収納の自由度は高い。
110cm以上のモデルはバイクによっては両輪ロックも可能。

メリット:取り付けの自由度が高い。
デメリット:ホルダーがないため持ち運び方に工夫が必要。

 

セキュリティ ★★★★ LEVEL2-8
携帯性 ★★★★
ロック範囲 ★★★★★
カギのかけやすさ ★★★★

アーマードロック

スチールケーブルをシェルで覆ったモデル。
外側のシェルが潰れて内部のケーブルを守る構造。
チェーンロックと異なりしっかりと形状を保つことができ、2つ巻きにしてマウントで固定することもできる。
見た目の太さの割に軽量で、抑止力が高いロックです。

メリット:見た目のわりに軽量。

デメリット:形状を保つため、あまり小さくはできない

 

セキュリティ ★★★ LEVEL5-6
携帯性 ★★★
ロック範囲 ★★★★★
カギのかけやすさ ★★★★★

ケーブルロック

日本では昔から定番のケーブルを使用したロック。軽く、コイル形状のものは持ち運びやすいですが、切断されやすいのが弱点。サブロックや安全性の高い場所での駐輪などに。

メリット:軽い、ロックしやすい、携帯性に優れる
デメリット:セキュリティーは低い

 

セキュリティ ★★ LEVEL2-3
携帯性 ★★★★★
ロック範囲 ★★★★★
カギのかけやすさ ★★★★★

ワイヤーロック

ケーブルロックやチェーンロックのようなセキュリティはないが、
コンビニの小休憩などのクイックな駐輪に便利なアイテム。
ヘルメットなどアクセサリーと一緒にロックも可能。

メリット:軽い、携帯性に優れる、へルメットも一緒に固定できる
デメリット:セキュリティーは低い

 

セキュリティ

★ LEVEL-

携帯性 ★★★★★
ロック範囲 ★★★
カギのかけやすさ ★★★★★
ワイヤーロックお役立ちコンテンツ

モデルによってはキーロックまたは、ダイヤルロックが選択可能。
ただし、セキュリティの高いロックはすべて、キーロックモデルになります。
キータイプの中には、150万通りのキーパターンを持つX-Plusキーを使用している製品もあります。

キータイプ
メリット:すぐに施錠、解錠が可能
デメリット:キーを携帯する必要がある。

ダイヤルタイプ
メリット:キーを持たなくて良い
デメリット:毎回番号をずらして、合わせる必要がある。

ロックの形状が決まったら、セキュリティレベルを選択。
ケーブルロックなどのLEVEL2のものから、最高強度のLEVEL15までラインナップ。
LEVEL15のモデルは巨大な工具などでも破壊が非常に困難なレベル。
クリッパーなどの耐切断はLEVEL8以上を目安に。
LEVEL4以下は、セキュリティは最低限ですが気軽な持ち運びができます。

ロックの形状が違ってもセキュリティレベルを確認することで、強度の比較が可能です。

目的別に使い分けが重要

「毎日重たいカギを持ち運ぶのは無理」という方にも使いやすいバイクマウント付きモデルもラインナップ。セキュリティレベルの高い重量のあるロックでもラクラク持ち運べます。

また下の表のように駐車場所や時間に合わせてロックを使い分けるのもおすすめします。
さらにカギだけに頼らず、駐輪場所などトータルに気を使うことが盗難防止に繋がります。

シーン・目的別おすすめロック一例

・セキュリティ重視/絶対に取られたくない方向け

・街乗りメイン/持ち運びとセキュリティどちらも重視したい

・とにかく軽量/持ち運びやすさ重視

カギの選び方と同じくらい重要なのが、
カギのかけ方と、駐輪場の選び方になります。
ぜひ下記コンテンツも合わせてご確認ください。

LEVEL 5以上には、盗難見舞金制度あり

セキュリティレベル5〜15のモデルにロックを正しく使用していてそれでもそのセキュリティを越えて盗難にあった場合、
セキュリティレベルに応じて20,000円から120,000円の新車購入代金に対する見舞金をお支払いする制度が付いています。
ロックをご購入の際は、ぜひ登録をおすすめします。
※お支払いには事前登録など条件がございます。